・出身地/年齢/ご職業を教えて下さい。
出身地は愛知県。結婚を機に2000年から戸塚住民になっています。職業は現在「お塩専門のネットショップ・源気商会」を運営していますが、前職は映像制作会社で短編映画や博覧会で上映する大型展示映像の製作に関わっていました。なのでシネマ好きです。戸塚にシネマ文化が息づくことを願ってもいます。
源気商会HP https://www.genkishoukai.com/
源気商会楽天市場店 https://www.rakuten.ne.jp/gold/genkishoukai/
・戸塚に感じる魅力や面白さは何でしょうか?
横浜でもなく湘南でもない、その中間点としての面白さがあると思っています。気取らなくてもいられる普段着の町が戸塚の良さではないでしょうか。自分が所属している商店会は「戸塚宿ほのぼの商和会」という加盟店70店舗くらいの商店会なのですが、エリアはファジーで、僕のような実店舗をもたないネットショップであっても会員として迎えてくれるようないい意味での「ゆるさ」があります。こちらの商店会には子育て支援のカフェや障がい者、高齢者支援をする施設があり、会員同士の仲の良いところも特徴です。今はいろいろな連携をとることでお互いの商売を助けあう土壌が徐々にできあがってきているので、そういう感じが「ほのぼの感」ではないでしょうか。
ほのぼの商和会HP http://honobonototsuka.jp/
・戸塚でオススメor最近ハマっている飲食店はどちらでしょうか?
商店会に属しているので特定のお店を紹介するのが難しいのですが、良心的でコスト的にもリーズナブルなお店が多いのが戸塚の特徴だと思います。個人的には昨年オープンしたフランス料理店の「パパバジー」さん。戸塚のお洒落度(笑)をアップしてくれるお店として期待しています。
・ご職業や個人活動に行う上で、大切にしている想いを教えて下さい。
今はコロナ禍で大変な時ということもありますが、これからの時代には「一人勝ちの成功」みたいな志向はNGだと思っているので、ゆるやかに信頼できるラインをつなげながら、小さなお店でこそできる顔の見えるサービスを提供していきたいと思っています。うちのメンバーには「穏やかにガンバロウ!」といつも言っています。勝ったり負けたりしながら、継続していくことが一番大事だと思うので、頑張りすぎは良くないかと。のんびりしすぎているとお叱りを受けることもたまにありますが(笑)・・・。
・好きな映画作品を1作品教えてください!
トム・ハンクス主演の「キャストアウェイ」でしょうか。商売をしているとうまくいかなかったりピンチになることがありますが、そういう時にはサバイバルモノを見るようにしています。過酷な状況からたちあがる主人公に勇気をもらいます。他にも黒澤作品とか寅さんシリーズとか、いろいろと好きな映画はありますが、キャストアウェイをみると、自分には水も食料もあるしな。大丈夫だ~。って思うことにしています。
・その作品を見て感動した体験を教えてください!
ヘレン・ハントが好きなので、別れのシーンが切ないです。
ただ、その後にも希望を与えてくれているのがこの映画の良さ。
人生いろいろあるけど、希望はあるという感じが好きです。
・映画から受けた感動やインスピレーションによって自身の活動に影響を
与えていることなど教えてください。
今はアマゾンプライムやネットフリックスで自宅で上質な映画を
観れるようになって嬉しい反面、やはり映画館の緞帳があがって
照明が落ちる瞬間が恋しいです。若い頃はよく名画座で2本立てとか
3本立てを観ました。映画館をでるともう街は暮れていて、どっと
疲れてもいるのですが、そういう帰り道のことは良く覚えています。
何か直接的に映画が自分の生活や活動に影響を与えているとは思い
ませんが、人生には様々な形があり、それも視る角度によって良くも
悪くも変わるということを映画を観ることで多少は学んだのかなと思います。
土井さんのおっしゃるように、戸塚は横浜でもなく湘南でもない中間地点としての面白さがあると私も思っています。ベッドタウンとしても非常に住み心地が良いし、宿場町だった時と同じように都内へのアクセスの時間もちょうど良く、特にこの場所から離れなくても不自由しない生活ができる。そういった場所柄の良さというかほのぼの感は今後も継続してこの街の良さとして残していきたいですね。土井さんの今後のさらなる活動が楽しみです!
土井 聡さん:https://www.facebook.com/Genki.shoukai
ライター:夏井祐矢