スタッフおすすめの映画ライフ

皆様お健やかにお過ごしでしょうか。シネマトトツカの安部です。
映画館が再開してから、私はいくつかの作品を観ました。座席の間隔が開いていますし、観客も少ないので不安はありません。その中で、ハラハラドキドキで引き込まれたのは「バルーン 奇蹟の脱出飛行」です。
作品情報
東西冷戦下の東ドイツを舞台に、手作りの熱気球で西ドイツへの亡命を目指す家族の脱出劇を、実話をもとに描いたサスペンスドラマ。1979年。東ドイツで抑圧された日常を送る電気技師ペーターとその家族は、手作りの熱気球で西ドイツを目指すが、国境まであと数百メートルの地点に不時着してしまう。準備に2年を費やした計画の失敗に落胆するペーターだったが、家族の後押しもあり、親友ギュンターの家族も巻き込んで新たな気球作りに着手する。ギュンターが兵役を控えているため、決行までのタイムリミットはわずか6週間。不眠不休の作業を続ける彼らに、秘密警察の捜査の手が迫る。出演は「ルートヴィヒ」のフリードリヒ・ミッケ、「愛を読むひと」のデビッド・クロス、「戦場のピアニスト」のトーマス・クレッチマン。「小さなバイキング ビッケ」のミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ監督がメガホンをとった。
作品は、気球に乗って東ドイツを脱出する家族の話です。生まれた時にはベルリンの壁が崩壊していたという方々は、東西冷戦とベルリンの壁が引き起こした悲劇について少し知識を持って観ると、より楽しめると思います。大作が公開延期になった影響か、少し前に公開された作品がリバイバル上映されていたりもします。ネットでも映画は楽しめますが、映画館で映画を観るのはもっと楽しいです。

ベルリンの壁のグラフィック
次回のシネマトトツカの上映会は8月13日(木) 20時〜 初のオンライン映画上映会です!
チケットはリンク先から→https://ctt66.peatix.com/
作品はドキュメンタリー映画「かけはし 」です。日本人を救うため、命を落とした韓国人留学生にフォーカスした作品です。今回の上映会は主に若い学生の皆様に見てもらいたく、高校生までは先着制ですが30名まで無料で鑑賞できます! チケット代を払える大人の方も絶賛、お待ちしてます!!